スポットライトヒーターのご紹介

最近、スポットライトヒーターについてお問い合わせが多くなってきましたので、ご紹介したいと思います。本当はホームページ上で案内できればいいのですが、まだ製作途中なのでとりあえず概要だけでもブログに書いておこうと思いました。

遠赤外線式融雪・凍結防止システム「スポットライトヒーター」

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皆さんが太陽の光を浴びると暖かく感じると思います。それは遠赤外線による効果です。

スポットライトヒーターは積雪した路面の上から遠赤外線を放射し、雪に遠赤外線が吸収され、物質分子や結晶を振動させ、摩擦熱により融雪を行います。

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高さ約3mのところから照射いたしますと、約3m×4m=12㎡の面積を融雪することが可能です。

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どれ位雪が溶けるか計算しますと、出力4kWで融雪しますが、そのうち遠赤外線に変換されるのは約85%です。(残りは可視放射等)

  4kW×85%=3.4kW

約3.4kW(約2924kcal)のエネルギーで融雪をいたします。雪の融解熱量は約82.5kcal/kg(雪温-5℃)なので、一時間あたりの融雪量は

  2924kcal÷82.5kcal/kg=約35.4kg

となります。融雪面積12㎡に対して、どれ位の降雪量の雪が溶かせるかと言いますと、新雪の雪密度100kg/m3としますと

  35.4kg÷12㎡÷100kg/m3=0.0029m=2.9cm

と一時間あたり約3cmの降雪量の雪を溶かすことが可能です。

 

以上は理論上の計算となりますので、環境条件により結果は前後いたします。

次回はランニングコストの計算をする予定です。

One thought to “スポットライトヒーターのご紹介”

  1. 以前、ゆうるーふを設置させて頂いた森と申します。
    現在玄関先の融雪装置を検討中です。
    スポットライトヒーターの価格と設置費用を知りたく メール致します。
    よろしくお願いします。

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