先日デジカメをいじっていたら、カド焼きまつりの写真が出てきました。
ゴールデンウィーク中に開催されたこのお祭り、
新庄では春の風物詩となっています。
皆さん「カド」ってご存知ですか?
カドとは、鰊(にしん)のこと。
東北地方では、産卵のために押し寄せてきたニシンを門口(かどぐち)で
手づかみで獲れたことから、カドと呼ぶようになったといわれています。
ニシンの卵を数の子というのはカドノコからきているそうです。
新庄は豪雪地帯であるため、
かつて冬期間の鮮魚の流通が非常に困難でした。
雪が解けてカドを食せることは大変な喜びだったことでしょうね。
というようなことが、お祭りの案内チラシに書いてありました。
歴史と、先人たちの苦労を考えながら、
家族3人で、焼きたてのカドをつつきました。
これがホントの一杯のかけそばの平成版 一匹のカド焼きですね。